やっさん☆の海底散策

やっさん☆の海底散策
クマノミ正面

私がダイビングにはまったのは98年の正月にオープンウオーターとアドバンスのカードを続けて取ったときからです。

以来、5年間と少しで、600本ぐらい潜っています。

でもそのうちの200本近くは何も考えずに潜っていたので、
楽しんではいましたが、本当に心から満足していたとは言いがたいです。

フィリピン人のガイドさんは一般に、コースだけを案内してくれて、その途中で事故が起きないかを注意してみることを中心に考えています。
もちろん、それは大切なのですが、あまり魚の名前に詳しくないガイドさんもたくさんおり、見せてくれる魚もウツボだのミノカサゴだのと、一般的に誰でも見つけられるようなものばかりです。

珍しい魚を探すというのは、ダイビングにおける一つの重要なテクニックですから、できればそういうサービスまでしてくれるダイブショップで潜りたいと、経験本数が増えるにつけ考えるようになりました。

セブにきて1年近く経ってから、
日本人の方が経営しているダイブショップがあることを知りました。
それが、
「アクエリアスダイバーズ」というお店だったのです。

「アクエリアスダイバーズ」の経営者でありガイドでもある鈴木さんと潜るようになってから、いろいろと水中で魚を探すことができるようになり、デジカメ水中写真などもはじめて、自然と魚の名前なんかも記憶に残るようになってきました。

ダイビングスタイルにもいろいろあって、以前の私はともかく深く深く潜りたかったし、大きなサメやマンタに遭えたときだけが、本当に心から満足できるダイビングだったのです。

クマドリ
でも今は浅瀬で、しかも一見、魚なんか何にもいない砂地の海底に這いつくばって匍匐前進しながら、探し回ったり、ウミシダやサンゴの隙間なんかに隠れている、小さな生き物を探すのが何よりも楽しくなってきているのですから、人間わからないものです。
写真のクマドリイザリウオなんかを見つけたときには水中で歓喜の叫び声をあげてしまうようになりました。


先日は図鑑でしか見たことがなかった、このニシキテグリにようやく遭えました!
nisiki2
なかなか動くの早くて、いい写真撮れなかったけど、きれいなお魚なんで載せときます。

ピグミーシーホース
これなんかも、実はピグミーシーホースというタツノオトシゴなんですよ。
2匹いるの見えますか??(ちなみにこの写真はアクエリアスの鈴木さん撮影!カメラは私の・・・悔しいなあ!!)
大きさは1.5~2cmぐらいかな。

ここでは、私が撮った、下手なデジカメ水中写真を中心に、皆さんに海の中の生き物たち(特に変な形したやつ)を、面白おかしくご紹介したいと思っています。

ダイバーの方もノンダイバーの方も楽しめる事を前提に作っていきますが、あくまでも、私の主観的印象を中心に構成していきますので、読んでいて不愉快な気持ちになられたり、生物学的な間違いに気付かれる方もいるかと思います。

そういう方はどうぞご遠慮なく掲示板にてご連絡ください。

まだまだダイバーとして未熟者の私ですが、海の中、海の生き物って本当に不思議で、見ているとやっぱり飽きないんですよねえ。
そんな思いが、このシリーズを通じて一人でも多くの人に伝わってくれると、うれしいなあ
と、考えております。

→カミソリウオの策略へジャンプ



© Rakuten Group, Inc.